人工透析の負荷って、
他人には計り知れない程
キツイらしい。

(一説によると、1万メートルを
 ダッシュした程の疲労度らしい)

レシピエントからすれば
藁をも縋る思いだったのでしょう。


ただ、もっすごい素朴な疑問なんですが

「他人に使い回せるよーな腎臓なら
初めから取り出んでもよいのではないかい?」


なんかなぁ〜人体実験をしているよーな
イメージが拭えないのですが?




そもそも、なんでこの医者がこれ程
クローズアップされたのかというと

非血縁関係者間での臓器売買が
発覚したことに端を発しているわけで。


この時点から既に疑問はあったのですよ

「なんでバレたんだろー?」って。

だって、当時者間が黙っていれば
絶対に公になる事はないはずだもん。


んで、よく調べてみたら
これがおマヌケな実情ですわ。


臓器を売った女性は、買った内縁関係の男女から
300万円の借金をしていて、臓器を提供する見返りに
借金はチャラ+200万円で腎臓取り出すことに
合意をしたらしい。

んが、実際手術が終わっても
買い主から受け取ったのは20万円の現金と
新車(軽自動車らしい)だけ。

んで「話が違う!」と憤慨した売り主は
なんと『警察に相談』したらしい。



…ハッキリ言って、アホ。



売り主は自分もパクられるとは
露程も思ってなかったらしい。



もう、救いようありません。



結局、売り主は略式裁判で
「新車没収+罰金30万円」という
判決が出たそーです。


痛い思いして、健康な臓器取り出して
挙げ句がこの結果。


気の毒かもしれないけど
笑っちゃいました。



ただ、たまたまこの件があったから
他の歪んだ移植も発覚したわけで、


もしかしたら、他の病院でも
発覚していないだけで
こんな事例が山程あるのではないかと
疑心暗鬼になってくるのは事実です。


ま、この医師の年間移植件数って
明らかに異例な数だったそうですが。

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