終わりに向かっての始まりの幕が開いた。

大きな変化を持たせるためとはいえ
ちょっと荒治療な気もするけれど、
メンバーの中で一番気高く、一番強いはぐちゃん。

そして、誰にも解ってもらえない悲しみを抱いた森田。

この二人の「持っている者」が
手放さなければいけない物の大きさが悲しい。

全ての人が、自力で消化しなければいけない
悲しみを抱いて物語が進んでいく。

雑誌の連載が終わったそうなので、
文庫になるのもあと1本分くらいだろう。



あゆちゃんは、このままゆっくり間宮と
向き合っていくのだろう。


真山は…
遠い異国で青春スーツに身を固めて
自分の恋に邁進してくのだろうか?

でもな、正直、真山とリカさんて
上手くいくとは思えないんだけどな。

あの、粘着質でストーカー気質の真山が
“未亡人”と幸せになれるか?

なんか、亡くなったご主人の影に
いつまでも怯えて、結局リカさんのこと
幸せに出来ないような気がするんだな。

その点、森田っていい男だと思うぞ〜。

許容量というか包容力のケタが人並み以上だと
思うんだなぁ。
どうせ惚れられるならこういう男に惚れられたいもんだ。


竹本くんは、入学時よりちょっとだけどう〜んと
大人になって、自分の居場所を自分で作っていくのだろ。

そうなると一番気掛かりなのは修ちゃんか?
案外、一番頑丈な青春スーツを装着しているような
気もするなぁ。


ともかく最終巻を楽しみに待ちましょう♪

コメント

魔美
魔美
2006年8月3日16:07

本誌の連載終了しちゃったんですか。。
私は単行本読みしてるので、この9巻は辛かったですねぇ。
全然違うお話を読んでるみたいでした!
しかし、1巻〜9巻を一気読みすると、色んなことがオーバーラップして泣けちゃうのですよ(涙。

nao-p♪
nao-p♪
2006年8月4日0:36

魔美さん>
そうそう、終わっちゃったみたいですよ連載。
私も単行本読みなんで、人伝に聞いたんですけどね。

なんど読み返しても、私もあゆちゃんに泣かされます。
「誰かに救われたくなかった」程の長い長い片思いが
切ないです。

9巻は、なんか皆いきなり大人になっちゃって
ちょっと戸惑いましたね。
でも、いつかは変わらないといけないんですね、人って。
多少、荒治療でも。

次巻が楽しみですね(終わっちゃう分ちょっと寂しいけど)

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