成長の過程において、子供が自分の“性”を意識するのは
幾つくらいからなんだろうか?

記事に「幼児期から女の子の恰好を好み、女の子の
遊びばかりに興味を持った」って書いてあったけど、
子供の遊びの嗜好って、環境に負うところが大きいのでは
ないの?
そんなに小さな内から「男の子の遊び」「女の子の遊び」
って明確に分けて認識しているものなの?
遊びの種類って、周囲の大人達がカテゴライズしたものを
受け売りで覚えているものではないの?

もちろん、医師やカウンセラーが診断して下した結論なんだから
その結論に対して異議があるワケではないし、
その結論を踏まえて、最大限の配慮をしている小学校の
許容度にも敬意を表します。

けれど、それこそ乳児期からの環境とかも影響している可能性は
全くないのかな?

良く、「子供の頃、女の子が欲しかった親にスカート履かされて
目覚めました」とかって話も聞くしなぁ〜。


それに、今後成長していく上で身体的成長は避けて通れないでしょ。
教育現場で、その辺のフォローはどうされるんだろう?

思春期の身体的成長のスピードに、自分の心が着いて行けない
場合もある。

私がそうだった。
漠然と怖かったのを覚えている。
胸が膨らんでいくのが怖かった。
ちょっと何かに当たると飛び上がる位痛いし、
周囲の目が「男の目」になっていくのも感じて
本当に怖かった。
けれど、だからと言って「男の子になりたい」とは
思わなかった。

この子もいずれはそういう時期に差し掛かる。
今は、女の子として生活していて
その時になって「男の身体」に嫌悪感を持てば
生涯女の子で居ればいい。
けれど、やっぱり「男としての性」に目覚めた場合、
逆に、今迄の生活を否定しなければいけないわけでしょ?。

今、明確に「女の子」としての人生を歩かせて
逆に後戻り出来なくなってしまう可能性はないのかな?

なんだかそれが一番、恐ろしいことのように思えるんだけどなぁ。

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