5月11日の日記

2006年5月11日
優しくて、繊細で、無表情なメールが届きました。

きっとこうするしか無かったのでしょう。

こうさせた私が悪いのです。

優しい人だから、なるべく差し障りの無い言葉を選び

当たり障りのない終わりを選んだのでしょう。

けれど、どんな言葉でもいいから

あの人の感情が欲しかった。

何一つ肯定も否定もしない短いメールを

何度も読み返し、文字間にあの人の感情を探しています。


他にどんな道があったのか、解らないままでいます。

ひたすら明日が怖いのです。

二度と会えないということは、こういうことだったのだと

今更ながら思い知りました。

身の程知らずの恋をしました。

ただ私がバカだったのです。


きっと、最後のメールは送るべきではありませんでした。

きっと当惑させたことでしょう。

最後の最後にいやな思いをさせてしまいました。

ごめんなさい。

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