やっかいな男。ヤな女。
2006年3月6日 日常 コメント (3)金曜日、おでん屋さんに行ってきました。
お店は入り組んだ場所にあり、
一方通行の道を挟んだら風俗街”ってところ。
ちょっと苦笑しますね、さすがに。
まぁ逆に言えば、女性だけではなかなか見つけにくい場所です。
一口に「おでん」と言っても、味付けは様々。
そのお店はちょっと濃い口の九州風。
男性やお酒を呑む方にはちょうどいい感じでしょうか?
濃い目の分、練り物等はしっかり味が染みてました。
因みにそのお店はおでんのシーズンオフは焼き鳥屋さんとして
営業されているそうです。
お酒を勧められましたが、抗生剤服用中の為断りました。
「薬飲んでいるから」と病院の薬袋見せたらカドも立たない。
「ドコが悪いの?」と聞かれて「婦人科です」と答えれば
そこから先は踏み込めないでしょ?普通。
食事しながら最近観た映画や、ライブの話等していました。
かなり文楽がお好きなようで、詳しく教えて下さいました。
(お店も国立文楽劇場の裏手だったし)
男の人って好きな事の話をするときってアツくなりますね。
アツく語られれば語られる程、客観的に見てしまいます。
「あぁこの人、変わったお箸の持ち方するなぁ〜」とか
「あんまりお酒強くないのかな?」とか
まったく話題と関係ない目線。
基本、すごくいい人なんですよ。
こっちのお皿が空いたら次のオーダーの心配して、
ずっと烏龍茶じゃ胃が痛くないかと(薬飲んでるし)
心配してくれ。そういった気遣いは身に付けていないと
出来ないことだから、「大人だなぁ」と感心します。
結局のところ、私が悪いんです。
その人が何をしてもなんの根拠もなく「違和感」を覚える。
その人は何も悪くない。何一つ間違っていない。
途中、何度も“歩調”を合わせようとしたけれど、
やっぱりズレてきてしまう。
その内、その人は「質問魔」化してきた。
お酒の勢いかもしれない。
仕事のことから始まって「学校はどこだ?」
「部活は何してた?」「兄弟は?」「親は?」
なんだか、本当にお見合いみたいになってきた。
ってか、この人私の基本データーなにも知らなかったんだ
と改めて思ったら可笑しくもなってきた。
そー言えば私も相手の事大して何も知らないし。
ただその内、ズンズンデリカシーの無い質問に踏み込んできた。「なぜ結婚しない?」「婦人科っていったいドコが悪い?」
さすがに嫌な顔したから、それ以上は踏み込んでこなかったけど
それって、酔っぱらって聞いていいことではないでしょ?
そうこうしている内にその人はとうとう私的「地雷」を踏んだ。
「そのスカート気に入ってるん?この前も履いてたね」
私は、一緒に居る男性に洋服や髪型について一切指摘しない。
私的に好きな色や型を着ていれば「それいいね」とは言うが
それ以外殆どと言っていい程、私は気にしない。
前に会った時にどんな洋服だったかなんて覚えていないことの
ほうが多い。それぐらい、洋服等に感心がない。
そして逆に、髪型や洋服等をいちいち指摘する男に
嫌悪感を覚える。
それを喜ぶ女性も多いらしいけど、私は嫌だ。
放っておいて欲しい。ってか、なんだか『所有物化』されて
いるようで窮屈だ。迷わず「小さい男」ってレッテルを貼る。
その指摘には「あれ?そうでした?」と、とぼけてやり過ごした。
第一、前と同じスカートだなんて指摘されるまで本人が
気付かなかった。
その時「あぁ、私は本当にこの人の事を何とも思ってないんだなぁ」
と思った。
これが、気になる男だったら、きっと私は違う洋服を選んで
いただろう。指摘されるのは嫌いだけれど、自己満足として
「少しでも可愛く見られたい」欲求はあるもの。
これが好きな人だったらきっと、残業切り上げてでも
お洋服を買いに行ったに違いない。
結局はこんな場面にのこのこ出て来た私が悪いんだ。
お会計は無理矢理に割り勘にした。
これは私なりの「友達ですよ」のサイン。
友達に急にゴチになる理由はないもの。
店を出ると“勤務中”な女性とそのお客さんのカップルが
多数、手を繋いで行き交っていた。
お酒が回ってきたその人が「こんな所カップルで歩いてたら
僕達もそんな風にみられるかなぁ?」と笑った。
悪気はないのは解っていたので「さぁ?そうですかねぇ?」
と暢気に答えた。
その人が私の右側にそっと寄って手に触れようとしたので、
鞄を右手に持ち替えた。
適当に話をはぐらかしながら地下鉄に向かって歩きだしたら、
その人は「送るよ」と言ってきた。
なんと、車で来ていたのだ。
正直これには呆れた。
「送る」以前にどうやって帰る気だ?この人。
検問に引っ掛かれば一発免停だよ、絶対。
どこかで珈琲でも飲みましょうといった所で
そんな店は近くにない。
とにかく車を置いてある場所まで行って、
近所の自販でポカリを買って手渡した。
最初は正直「この人の家までこの車で送っていって、
タクシー乗って帰るか?」と思ったけど、
段々、バカらしくなってきた。
車に乗れとしつこくされればされる程、
腹がたって来て、最後には「気をつけて」
とだけ言ってドアを閉めた。
帰りの地下鉄でメールを打っていたらなんだか
無性に寂しくなって涙が出てきた。
でも、不思議だなぁ。
例えばこれが気がある人なら、私はうろたえていたと思う。
次の行動が読めなくて、何を考えているのか、どうして
いいのか解らなくなってパニクっていたと思う。
なのに、この人は次の展開も台詞も手に取る様に解る。
だから先手を打って相手の行動を封じ込めた。
食事中も何度となく沈黙になったけど、別に平気だった。
これが、好きな人なら、私は機関銃みたいに喋っている。
沈黙が怖くて、言わなくてもいい余計なことまで
ひたすら喋ってしまう。
結局、私はヤな女なんだ。
やっぱり性に合わない事はするもんじゃない。
翌日・今日と朝夕メールが来てますが、
正直返事するのも邪魔臭いです。
ってか、酔っぱらった事には謝っているけれど、
基本「話が合う」と思われたらしく
その辺のギャップは説明しようがないもの。
「自分の言う事をニコニコ笑って聞いてくれてた」
と思ってらっしゃるようですが、
「別に私が聞いて欲しい話がなかったから」
なだけです。
私は、どちらかというと人の話を聞くのが苦手な
お子ちゃまトークです。
気が有る人には聞いて欲しい事が沢山出てくるのです。
ちょっと「営業スマイル」し過ぎたかな?
ま、風俗街をマジマジ見た事が無かったので
ちょっと社会勉強になりました。
それは又次回。
お店は入り組んだ場所にあり、
一方通行の道を挟んだら風俗街”ってところ。
ちょっと苦笑しますね、さすがに。
まぁ逆に言えば、女性だけではなかなか見つけにくい場所です。
一口に「おでん」と言っても、味付けは様々。
そのお店はちょっと濃い口の九州風。
男性やお酒を呑む方にはちょうどいい感じでしょうか?
濃い目の分、練り物等はしっかり味が染みてました。
因みにそのお店はおでんのシーズンオフは焼き鳥屋さんとして
営業されているそうです。
お酒を勧められましたが、抗生剤服用中の為断りました。
「薬飲んでいるから」と病院の薬袋見せたらカドも立たない。
「ドコが悪いの?」と聞かれて「婦人科です」と答えれば
そこから先は踏み込めないでしょ?普通。
食事しながら最近観た映画や、ライブの話等していました。
かなり文楽がお好きなようで、詳しく教えて下さいました。
(お店も国立文楽劇場の裏手だったし)
男の人って好きな事の話をするときってアツくなりますね。
アツく語られれば語られる程、客観的に見てしまいます。
「あぁこの人、変わったお箸の持ち方するなぁ〜」とか
「あんまりお酒強くないのかな?」とか
まったく話題と関係ない目線。
基本、すごくいい人なんですよ。
こっちのお皿が空いたら次のオーダーの心配して、
ずっと烏龍茶じゃ胃が痛くないかと(薬飲んでるし)
心配してくれ。そういった気遣いは身に付けていないと
出来ないことだから、「大人だなぁ」と感心します。
結局のところ、私が悪いんです。
その人が何をしてもなんの根拠もなく「違和感」を覚える。
その人は何も悪くない。何一つ間違っていない。
途中、何度も“歩調”を合わせようとしたけれど、
やっぱりズレてきてしまう。
その内、その人は「質問魔」化してきた。
お酒の勢いかもしれない。
仕事のことから始まって「学校はどこだ?」
「部活は何してた?」「兄弟は?」「親は?」
なんだか、本当にお見合いみたいになってきた。
ってか、この人私の基本データーなにも知らなかったんだ
と改めて思ったら可笑しくもなってきた。
そー言えば私も相手の事大して何も知らないし。
ただその内、ズンズンデリカシーの無い質問に踏み込んできた。「なぜ結婚しない?」「婦人科っていったいドコが悪い?」
さすがに嫌な顔したから、それ以上は踏み込んでこなかったけど
それって、酔っぱらって聞いていいことではないでしょ?
そうこうしている内にその人はとうとう私的「地雷」を踏んだ。
「そのスカート気に入ってるん?この前も履いてたね」
私は、一緒に居る男性に洋服や髪型について一切指摘しない。
私的に好きな色や型を着ていれば「それいいね」とは言うが
それ以外殆どと言っていい程、私は気にしない。
前に会った時にどんな洋服だったかなんて覚えていないことの
ほうが多い。それぐらい、洋服等に感心がない。
そして逆に、髪型や洋服等をいちいち指摘する男に
嫌悪感を覚える。
それを喜ぶ女性も多いらしいけど、私は嫌だ。
放っておいて欲しい。ってか、なんだか『所有物化』されて
いるようで窮屈だ。迷わず「小さい男」ってレッテルを貼る。
その指摘には「あれ?そうでした?」と、とぼけてやり過ごした。
第一、前と同じスカートだなんて指摘されるまで本人が
気付かなかった。
その時「あぁ、私は本当にこの人の事を何とも思ってないんだなぁ」
と思った。
これが、気になる男だったら、きっと私は違う洋服を選んで
いただろう。指摘されるのは嫌いだけれど、自己満足として
「少しでも可愛く見られたい」欲求はあるもの。
これが好きな人だったらきっと、残業切り上げてでも
お洋服を買いに行ったに違いない。
結局はこんな場面にのこのこ出て来た私が悪いんだ。
お会計は無理矢理に割り勘にした。
これは私なりの「友達ですよ」のサイン。
友達に急にゴチになる理由はないもの。
店を出ると“勤務中”な女性とそのお客さんのカップルが
多数、手を繋いで行き交っていた。
お酒が回ってきたその人が「こんな所カップルで歩いてたら
僕達もそんな風にみられるかなぁ?」と笑った。
悪気はないのは解っていたので「さぁ?そうですかねぇ?」
と暢気に答えた。
その人が私の右側にそっと寄って手に触れようとしたので、
鞄を右手に持ち替えた。
適当に話をはぐらかしながら地下鉄に向かって歩きだしたら、
その人は「送るよ」と言ってきた。
なんと、車で来ていたのだ。
正直これには呆れた。
「送る」以前にどうやって帰る気だ?この人。
検問に引っ掛かれば一発免停だよ、絶対。
どこかで珈琲でも飲みましょうといった所で
そんな店は近くにない。
とにかく車を置いてある場所まで行って、
近所の自販でポカリを買って手渡した。
最初は正直「この人の家までこの車で送っていって、
タクシー乗って帰るか?」と思ったけど、
段々、バカらしくなってきた。
車に乗れとしつこくされればされる程、
腹がたって来て、最後には「気をつけて」
とだけ言ってドアを閉めた。
帰りの地下鉄でメールを打っていたらなんだか
無性に寂しくなって涙が出てきた。
でも、不思議だなぁ。
例えばこれが気がある人なら、私はうろたえていたと思う。
次の行動が読めなくて、何を考えているのか、どうして
いいのか解らなくなってパニクっていたと思う。
なのに、この人は次の展開も台詞も手に取る様に解る。
だから先手を打って相手の行動を封じ込めた。
食事中も何度となく沈黙になったけど、別に平気だった。
これが、好きな人なら、私は機関銃みたいに喋っている。
沈黙が怖くて、言わなくてもいい余計なことまで
ひたすら喋ってしまう。
結局、私はヤな女なんだ。
やっぱり性に合わない事はするもんじゃない。
翌日・今日と朝夕メールが来てますが、
正直返事するのも邪魔臭いです。
ってか、酔っぱらった事には謝っているけれど、
基本「話が合う」と思われたらしく
その辺のギャップは説明しようがないもの。
「自分の言う事をニコニコ笑って聞いてくれてた」
と思ってらっしゃるようですが、
「別に私が聞いて欲しい話がなかったから」
なだけです。
私は、どちらかというと人の話を聞くのが苦手な
お子ちゃまトークです。
気が有る人には聞いて欲しい事が沢山出てくるのです。
ちょっと「営業スマイル」し過ぎたかな?
ま、風俗街をマジマジ見た事が無かったので
ちょっと社会勉強になりました。
それは又次回。
コメント
そんな安っぽく言うな!って怒らんといてな〜。
でも、なんの根拠もなく「違和感」を覚える男とは
どないしたって平行線のまんまやで。
無理して合わせる必要もないし。
でも男側はノリノリやな〜。このまま進んで行きたいんやろうなぁ。
でも私がnao-p♪の立場やったら、とりあえず進んでいってまうかもな。年が年なだけにあせってもてさ。
でもそんなことをせずにきっちり冷静に男をチェック出来てるあなたに尊敬です。
なぁなぁ話変わるけど、すっかり酒に弱くなった私と
ひっさしぶりに一緒に飲みにいきませんか?
今週末は実家に帰る予定なんで、もしよかったらいかが♪
私もこういうこと、経験したことがあるのでわかります〜。
きっと相手の方は悪気がまったくないんだけど、どうにもこうにも好きじゃない相手とのデートは苦痛です。
これがほんとに“友達”だったら別に平気だけど、相手が自分に対して“好意”を持ってくれていることがわかると、とたんに、、苦痛。
nao-p♪さん、元気出して下さいね。
確かに年齢的な焦りが無いわけでは無いけど
こればっかりは、「誰でもいい」ってワケにゃいかんもん。
週末の飲みの件ですが、土曜でも良い?
ってか夜に子供達置いて出てこれるん?
ま、詳細は直メルしましょ♪
魔美さん>
なんだか、“そこに居た自分”に無性にハラが立ってきて
泣けてきたりました。
好意を持たれることが苦痛になる事が在るんだと
改めて実感しました。
有り難う御座います。