ISBN:4062739070 文庫 相原 真理子 講談社 2003/12/26 ¥730

昨日の日記が書かれていないのは、ひとえにこの本のせいです。
もうね〜、ズルイ!ケイはモルグ辞めちゃってるし、ベントンは
生きてるし。ルーシーだっていくトコまでいっちゃってるし。
「こないきたかぁ!」って感じ。でも止められない面白さ。


私は大の偏食人間。この時点で既に「マイナス1」ならしい。
偏食傾向な女はお料理が下手だからなんだって。ま、確かに得意
ではないわ。共働き家庭で育ったから、一通り作れるけど、かなり
レシピも曖昧だし。第一、こんな大雑把で粗野な人間に美味しい
料理なんて出来るわきゃない。だからって面と向かって「お嫁さん
向きではないね」って言われたらそりゃカチンと来ますよ。
「料理上手は一生の宝」って言うのも良く解るけどね。アタシ
だってお料理得意な旦那様欲しいもん。

別に結婚云々って今更考えてないけど、結局恋愛ってgive&takeなのね。
“望むもの”と“与えるもの”この二つ共の落としドコロを探り合う
のが恋愛のプロセスなんだろう。最近、そういう状況放棄しちゃって
るからなぁ。よくこの歳で独身って言うと「バツイチ?」って聞かれる。
で、未婚だっていうと「より好みし過ぎ」だの「我が侭」だのって
結論に半ば強引に持っていかれる。そんな時思う、「誰だって
“誰でもいいわけ”ぢゃないでしょ?あなただってそうでしょ?」

自分の限界が見えてきちゃうんだ。相手に“望む”以前に
“与えれるもの”の限界が。私に与えれるものって何?
若くもないし、連れて歩いて自慢出来るものもない。
安定感?小さな日常?他愛もない喜怒哀楽?SEX?
せめて笑顔なら…時々の起伏とか…。

だから「欲しい物を口にしてくれる男」が好きなんだ。
楽したいだけって言われたら同意するしかない。
その代わり最小限の物しか望まない。けれど、望めない女は
ダメなんだって。ずっと昔に「何考えてるのか解らん女」って
言われた事がある。以来ずっと考えていた。

最近ぼんやり解ってきたこと「望み方が解んない」。

これが答えならそりゃ「解らん女」って言われるよねえ。ははは。

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